かなでだよ

好きなことをゆるゆるやります

読書マラソン二周目走破!!

大学の講義のTA、次回が最終回らしくて時間の流れを感じているかなでだよ。

読書マラソン二周目完走しました~!!やった!せっかくなので今まで読んできた本を振り返っていこうと思うよ。

読書マラソンって?

実はこのブログを始めたばかりのころに一度紹介しているんだけれど、調子に乗ってないよう詰め込んだらとんでもない分量になってしまったんだよね…。だから今回改めて紹介できたらと思います!

読書マラソンは、「大学4年間で本を100冊読もう!」を合言葉としている、大学生協主催の取り組みなんだ!電通大では購買部奥のカウンターでエントリーした後、本を読んだら写真みたいな紙に書籍の情報と感想を記入して提出。すると10冊読むごとに【生協利用券500円分】がもらえるよ!これでまた本が買えちゃうね!

ひとことコメントカード

二周目完走!!

ラソン二周目、すなわち大学に入ってから200冊読了したことを意味します。読書マラソン自体は4年で100冊が目標ですからね。倍です。小説中心で、中にはラノベも多いのでまあ意外とすごくないのかもしれないけれど、200冊分感想を書いて提出しているというのは継続の方で結構頑張っているんじゃなかろうか!

完走するころには生協の店員さんにも覚えられているので、談笑しつつ今回も達成記念特典をいただきました!これが完走者の特権だ!!!

完走者特典

普段は手を出しにくい単行本や、お高めの学術書を購入するときに特に有効です。一周目は教科書の購入にも使ったかな?生協会員特典の10%offでも十分強力な特典なのに、15%offは本当に大きい。本好きには最高の特典です、ありがとうございます!

オンライン書籍注文で好きな本を注文して店頭で買えば特典が使えるので、大学生の皆さんは是非生協購買部で書籍を購入してみてね!特権はどんどん活用しよう!

online.univ.coop

どんな本を読むの?

読書マラソンの対象はコミックス・雑誌を除く小説や学術書、一般書だよ。ライトノベルもれっきとした小説だからもちろん対象!じゃんじゃん読んで感想を書こう!

ここで私のおすすめを少し。以前紹介したものも、新しくお薦めしたいと思ったものも混ぜこぜで!以下敬称略です。

十二国記』シリーズ(小野不由美

老若男女問わず楽しめるファンタジー。こことは違うもう一つの世界のお話。多様な登場人物はひとりひとりが本当に魅力的です。なんと私が生まれる10年前から続いている超大作です。短編集から、4冊1セットの超長編もあったり。そして何よりそれぞれの巻で描かれる世界は全てつながっているという壮大な物語です。

書籍コーナーにも、電通大の図書館にも全巻揃っています、少しでも気になったら手に取るべし!

www.shinchosha.co.jp

『ジェノサイド』(高野和明

SFってやつです。ヒトとは何だろうと考えさせられる本でした。何気なくした選択が、誰かの悪意で最悪の意味を持つかもしれない。人知を超えた存在に出会ったとき、私たちはどうするだろう。恐いのに読み進めてしまう、暗い魅力のある本です、是非一読ください。

www.kadokawa.co.jp

老人と海』(ヘミングウェイ

大好きなアーティスト、ヨルシカの楽曲「老人と海」の元となったお話。もちろん訳本なんだけれど、ヨルシカとのコラボ表紙が素敵すぎて…。読了後、言語化できない不思議な感覚が残りました。同情、呆れ、羨望。誇り高き老人と少年が描かれます。

www.shinchosha.co.jp

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズ(大森藤ノ

未だに追っているライトノベルはこれただ一つ。純白少年ベルとその仲間の織り成す笑いあり涙ありの熱い眷属物語。外伝の方が本筋なのではなかろうかと思うくらい、充実した物語構成になっています。それらからのこぼれ話もファンの心を熱くする、とにかく熱い作品です!数冊に一度、大きく動く展開で、これ以上面白くならないでしょ!と思うんですが毎回越されますね。いやすごい。

アニメもいいけれど、やっぱり原作の方が詳細が描かれていて良いです。かなり細かい部分まで作りこまれた作品なので、シリーズ全体では未読の人は11巻まで読んでみて。もう虜だよ。多すぎ!!danmachi.com

『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史)

ファスト映画をご存じだろうか。私はこの本で初めて知ったが衝撃だった。

父の影響で私は結構早い段階から早送り視聴に触れてきた。動作の少ないアニメは早送りの方がセリフっぽさが消えてむしろ自然に感じたり、バラエティは面白いところまで早送りで観たり。いつからか作品の鑑賞が部分的にコンテンツの消費に移り変わった。話題についていくための視聴や、情報を得るための視聴で、作品に対するリスペクトや作りこみを味わう楽しさは欠落している。だがしかし時代の流れ、驚きはありつつも共感する部分はあり、また極端な主張に納得はしたものの寂しさを感じる調査報告であった。

www.kobunsha.com

おわりに

放っておくとまたすごい分量になってしまいそうなのでこの辺で。

知識を入れるための読書というものは今までしてこなかったんだけれど、最近は書籍で勉強することにも挑戦してみようと思っています。研究室で必要に駆られている側面もあったりなかったり。基本は今まで通り小説が多いでしょう。

色々な作品に触れることは、自分の中に新しい引き出しを作ることに相当すると思っています。引き出しが多ければ多いほど、新たな経験をしたときにしまう場所が整理されている、使いたいときに取り出してこれるといった利点があります。物語は引き出しを増やそうと思って読むことは無いけれど、読むと増えるのは事実としてあると思うんだ。結果として自分が豊かになる気がして、私にはそれが楽しくて嬉しい。これからもいろいろな作品に触れていきたいなと思っています。

いつ読めるかわからないけれど、おすすめ本どんどん教えてください!それではまた。