かなでだよ

好きなことをゆるゆるやります

『読書のいずみ』に載りました

おはようございます。

珍しく朝に書いているんですけれど、そんなん知ったこっちゃないよって。だんだん気温が下がってきて秋なのかこれは、過ごしやすい時期はどこに行ったんでしょうね。

今日は全国の大学生協にひっそりと置いてある冊子に、私の拙い文章が掲載されていますという話です。不思議な感覚です。

 

『読書のいずみ』って?

皆さんは『読書のいずみ』をご存じでしょうか?実のところ私も詳しくはないのですが、季刊で作家と学生の対談や、いずみスタッフなる現役大学生のエッセイ、おすすめの本の紹介、そして全国の大学生から寄せられたおすすめの本などが掲載されています。私は大学生協の書籍コーナーに置いてあったことに気付いてからは毎回手に取っています。調べてみて知りましたが、Web版もあるようです。

www.univcoop.or.jp

 

色々な人の文章に触れること

全てに目を通しているわけではないですが、言葉遣いや文章に人並み以上に興味を持っている人たちの表現はやはり読んでいて気持ちが良いものです。

その場面を描くのに最も適した表現を選択することは非常に難しいことです。しかしこれが上手くできる人の文章は、例え自身が経験したことのないことであっても臨場感たっぷりに、まるでその場にいるかのように伝わります。反対に全てを詳細に描かないことで想像力を掻き立てたり、直接的な表現をあえて使わないことで読者が最も自然に想像できる形で再現させることもできます。実に見事です。常体敬体体言止め。どれを選択するかでも文章から受ける印象は異なります。

表現の幅を広げるためにはたくさん表現を知らなければなりません。そのうえで自分の蓄えた表現の中から最適と判断したものを選択するのは決して容易なことではないのです。伝えたいことが伝わる文章。私も研鑽を積んでいきます。

 

掲載されました

お待たせしました、タイトル回収します。

『読書のいずみ』には毎回「出版社のおすすめ本プレゼント」のコーナーがあります。『読書のいずみ』を読んだ感想や近況報告、次号特集に関するアンケートや読書マラソンと同じく読んで一言など、ごく短い文章を応募フォームに記入することで書籍プレゼントに応募できます。枠が少ないので私はまだ当たったことはありませんが、この応募フォームに記入した内容が、その次の冊子に掲載されました。

私はこれまで3回か4回応募したのですが、毎回2つほど拙い拙い文章が載せられています。どうして回数を覚えていないかというと、バックナンバーをどこかにやってしまったので手元に直近2回分しかないのです…。生協にまだあるかな…。

最初の文章は本当にひどくて、恥ずかしかったです。まさか印刷物に載せられてしまうなんて思ってないので、常体の偉そうな表現になってしまいました。まるで思うところのある講義に対する授業評価アンケートのよう。だって数ある応募の中から拙い理系大学生の文章が選ばれるなんて思わないじゃないですか!実際理系学生の応募総数が少ないから優先的に選ばれているのかなとは思っています。嗚呼恥ずかしや。一応今では人の目に触れることもあるんだぞと頭の片隅に置きながら、応募フォームに回答を書き連ねています。

 

言語化する

このブログもそうですが、自分の考えや体験が広く目に触れる形で公開される感覚は不思議なものです。承認欲求であったり、共感してほしいという少し押し付けの入った行動ではありますが、そもそも読む読まないは個人が選択できます。誰かを傷付けないよう気を付けながら、自分のことを言葉にして発信する。私は言語化自体を楽しんでいます。この文章を読んでくれる人が居るのかはわからないけれど、居てくれたらさらに嬉しいし楽しいなと思います。私自身は自分が好きなものについて語っていたり、自分の考えの根幹にあるものを言語化している人たちの話は好きです。それが読書で様々な考えや人生に触れることが好きだったり、InstagramよりもTwitterのほうで投稿することが多かったり、『読書のいずみ』を手に取ったりすることの理由の一つかなと思います。

 

おわりに

今回も例にもれずとりとめのない記事になりましたがお付き合いいただきありがとうございます。

『読書のいずみ』、是非大学生協書籍コーナーで手に取ってもらえればと思います。「電気通信大学かなで」以外にも電通大の方が掲載されていたりするので面白いですよ。普段は自分で手に取らないような本にたくさん出会えます。積読が増える一方だ~助けてくれ。

それではまた。